小松菜のLED栽培を比較|白色・暖色・パネル型で成長の違いを検証

小松菜を3種類のLEDライトで育て比べる検証を開始しました。白色・暖色・パネル型の違いによって、成長差や徒長のしやすさ、電気代に差が出るのかを比較していきます。

見た目が似ている植物ライトでも育ち方に違いが出るのか、実際に育てながら確認していきます。


小松菜のLED栽培比較を開始

室内で葉物野菜を育てるとき、気になるのが「どのLEDライトが育ちやすいのか」「電気代はいくらか」という点です。

見た目が似ているライトでも、光の波長・形状・出力によって育ち方に差が出る可能性があります。そこで今回は、3種類のLEDライトを使って、小松菜の成長具合や電気代などを比較していきます。


小松菜の特徴

小松菜は、アブラナ科の葉物野菜で、家庭菜園でも育てやすい定番野菜のひとつです。発芽や生育が比較的早く、短期間で収穫しやすいため、水耕栽培の検証にも向いています。

また、小松菜は寒さに比較的強く、季節を問わず育てやすい一方で、光量が不足すると徒長しやすい特徴があります。

そのため、屋内で育てる場合は、LEDライトの光量や光の色の違いが生育にどう影響するかを比較しやすい野菜でもあります。

今回の検証では、こうした小松菜の性質をふまえながら、各LEDライトによる成長の違いを観察していきます。


今回使うLEDライト

今回使用するライトは次の3種類です。

  • BRIM FLORA 26W 3000K
    (3ヘッド・クリップ式・暖色系)
  • BRIM FLORA 26W 4000〜4500K
    (3ヘッド・クリップ式・白色系)
  • BRIM PANEL A 45W 5200K
    (パネル型・白色系)

栽培環境

今回の栽培には、3段のスチールラックを使用しています。
設置場所は室内中央付近で、植物に直接太陽光が当たらない環境です。

ただし、栽培スペースの都合上、段ごとに光の当たり方に差が生じる可能性があります。
そこで、それぞれのライトの影響ができるだけ混ざらないよう、以下の対策を行いました。

  • 周囲を銀マットで囲う
  • 段ごとにプラバンを敷く

これにより、各段をなるべく独立した条件に近づけた状態で比較できるようにしています。

また今回は、太陽光が入る窓際でも同時期に小松菜を栽培し、LED栽培との違いについても比較していく予定です。

うちベジで使用している栽培環境づくりについては、以下の記事で詳しくまとめています。
水耕栽培|容器づくりから本格運用まで詳しく解説【一度作ればずっと使える】


設置方法

ラックの各段には、次のようにライトを設置しました。

使用ライト光の色形状
3段目(上段)BRIM FLORA 26W 3000K暖色系3ヘッド・クリップ式
2段目(中段)BRIM FLORA 26W 4000〜4500K白色系3ヘッド・クリップ式
1段目(下段)BRIM PANEL A 45W 5200K白色系パネル型

同じ小松菜でも、光の波長・ライトの形状・出力が異なるLEDで育てることで、生育の仕方にどのような違いが出るのかを見ていきます。

※今回使用する各LEDライトについては、以下の記事でそれぞれ詳しく紹介しています。
BRIM「FLORA」と「PANEL A」を比較|設置してわかった違い【植物育成ライト】


使用した種

今回の栽培で使用したのは、ホームセンターで購入した「早生こまつな あおい」です。
「早どり・かんたん・やわらかい」と表記されており、家庭で気軽に育てやすそうな品種だと感じました。

説明によると、生育旺盛でボリュームが出やすく、手軽に育てられるのが特徴とのことです。
さらに、収穫までが早く、葉質がやわらかくてクセの少ない味わいも魅力のようです。

発芽率は90%以上とされているため、今回のLED栽培比較でも発芽の安定感に期待しながら育てていきます。

使用した鉢底ネットと播種条件


容器は左側・中央・右側で種類を分けて配置しました。

配置容器
左側鉢底ネット8個タイプ × 6個
中央鉢底ネット8個タイプ × 8個
右側鉢底ネット6個タイプ × 6個

それぞれの鉢底ネットには、小松菜の種を3粒ずつまいています。

前回の小松菜栽培では、鉢底ネット1か所につき1株で育てていました。
その結果、1株ごとのサイズはしっかり出たものの、倒れやすさが気になり、スペース効率はやや悪いと感じました。

そのため今回は、複数株で育てた場合に、株のまとまりや育ち方、生産性にどのような違いが出るのかについても、あわせて確認していきます。

なお、前回の小松菜栽培の記録は以下の記事でまとめています。
小松菜は水耕栽培で育つ?ダイソーの丸葉小松菜で室内栽培してみた


LEDライトの照射時間

照射時間の管理には、Tapoのスマートコンセントを使用しました。

  • 8:00 電源ON
  • 16:00 電源OFF

設定は1日8時間照射です。

この照射時間に厳密な根拠があるわけではありませんが、今回は窓際栽培で得られる日照時間に近づけることを意識して設定しました。

※Tapoのスマートコンセントに関連する記事はこちらから。Tapo×BRIM FLORA 26W を組み合わせて使った際の注意点も記載してあります。
水耕栽培用LEDライトの電気代を検証してみた


培養液について

栽培初期は水で管理し、鉢底ネットから十分に根が出た段階で培養液へ切り替える予定です。培養液には、微粉ハイポネックスを1000倍に希釈したものを使用します。


今回の検証ポイント

今回の比較では、主に次の点を見ていきたいと思います。

  • 小松菜の成長スピード
  • 葉の大きさや色つや
  • 徒長のしやすさ
  • LEDライトの照射範囲
  • 実際にかかる電気代

同じ室内環境でも、光の波長やライトの形状が違うだけで生育差が出るのかを確認していく予定です。

※また、暖色系の植物育成LEDライトを使用した際に成長差が見られた記録については、以下の記事でまとめています。
暖色系の植物育成LEDライトを使ったら成長差?室内栽培で気づいた光の問題

※LEDライトを設置する場合、光源と野菜が近接すると葉焼けが発生することがあるため注意が必要です。実際に葉焼けが起こった栽培記録はこちらから
三つ葉を水耕栽培で育ててみた|途中で水が汚れ根腐れも経験した栽培記録


まとめ

今回は、小松菜のLED栽培比較を行うための検証環境と条件を整理しました。
同じ小松菜でも、光の波長・形状・出力の違いによって、発芽後の伸び方や葉の広がり、徒長のしやすさなどに差が出るのか気になるところです。
今後は、実際の成長の様子を観察しながら、どのライトが小松菜の室内栽培に向いているのかを比較していきます。
次回は、生育の違いを中心に、各LEDライトごとの成長経過をまとめる予定です。
続きもあわせてご覧いただけると嬉しいです。(2026年6月頃予定)

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