水耕栽培用LEDの電気代はいくら?実際に使って検証した結果

 2025年10月ごろから、おうちでできる水耕栽培に挑戦しています。

栽培環境は、横90cm×縦80cm×奥行40cmの3段タイプのメタルラック。南西側の壁に設置し、太陽光+人工光の併用で育てています。

当初は太陽光のみで様子を見ていましたが、光が届きにくい場所の苗がうまく育たなかったため、植物育成用LEDライトを導入しました。

使用している植物育成ライト

購入したのは、BRIM FLORA 植物育成ライト LED。

植物育成ライトは種類が多く、購入時はかなり悩みましたが、本商品は棚の上段・中段・下段それぞれに照射できる構造になっている点が決め手でした。
・ライトの大きさ:約2cm × 約23.5cm
・フレキシブルアームの長さ:約36cm

幅90cmの棚に対して完全に奥まで照らすのはやや難しいものの、価格と機能のバランスは良好だと感じています。
植物育成専用のフルスペクトルLEDで、太陽光の波長を再現し、植物の成長に欠かせない光を2種類の色温度で提供しているとのことです。専門的なことは正直あまり分かりませんが、実際に使用してみると植物の生育は良好で、導入してよかったと感じています。

※メタルラック下段で栽培したベビーリーフ水耕栽培記録です。
太陽光が当たりにくい場所ではありましたが、LEDライトで大きく育ちました。
ベビーリーフ水耕栽培|ダイソーの種で挑戦!

点灯時間と管理方法

白い装置がTAPOです。

LED点灯時間は6:30〜17:30の11時間。
現在は試験的に長めに照射し、1カ月あたりの電気代を算定しています。
タイマー管理には、TP-Link Tapo Matterを使用。

アプリを使えば、
タイマー設定、消費電力の確認、電気料金の算出、遠隔でスイッチのON/OFF操作が可能で、とても便利です。

スイッチや調光機能、タイマー機能がついています

※注意点として、TAPOアプリにてタイマー設定をしている場合、LED本体の物理スイッチがONでないとTAPOで通電しても点灯しません。そのため、洗濯ばさみで常時ONの状態としています。

電力モニタリング結果(2026年1月~2月)

■ 2026年1月1日〜1月31日
 1日11時間照射
 消費エネルギー:9.029kWh
 電力単価:31円/kWh
 電気料金:280円

■ 2026年2月1日〜2月28日
 1日11時間照射
 消費エネルギー:8.108kWh
 電力単価:31円/kWh
 電気料金:252円

※TAPOアプリから電力モニタリングの全データをエクスポートすることができます。

電気代について感じたこと

 月あたり約266円。年間にするとおよそ3,200円の電気代になります。数字だけを見ると決して高額ではありませんが、野菜の収穫量とのバランスを考えると、やや高く感じるのが正直なところです。

特に家庭菜園は「できるだけコストを抑えて楽しみたい」という気持ちもあるため、ランニングコストは無視できません。
ただし、今回はあくまで「最大値の目安」を知るための試験運用です。
毎日11時間フルで照射した場合、どの程度の電力を消費するのかを確認することが目的でした。

使用しているスマートプラグは TP-Link Tapo です。
Tapoを使えば、分単位で細かいタイマー設定が可能です。

たとえば、
・朝のみ点灯
・日中は自然光に任せて消灯
・夕方のみ補光

といった柔軟な運用もできます。今後は生育状況や季節の日照時間を見ながら、点灯時間を最適化していく予定です。必要な時間だけ効率よく光を与えることで、電気代を抑えつつ、収穫量とのバランスを取っていきたいと考えています。

試験運用で「上限」を把握できたことは大きな収穫です。
ここからは、より実践的な省エネ栽培にシフトしていきます。

電力モニタリング結果(2026年3月)

 2026年3月は照射時間を4時間に変更

2026年3月からは、LEDライトの照射時間を見直しました。
これまでの1日11時間照射から変更し、

1日4時間(6:00〜8:00/16:00〜18:00)

の設定で運用しました。朝と夕方のみ補光し、日中は自然光に任せるスタイルです。

※1日4時間の照射でも、LEDライトと葉が接触すると葉焼けが発生しました。詳しくはこちらの記事で紹介しています。
三つ葉を水耕栽培で育ててみた|途中で水が汚れ根腐れも経験した栽培記録


2026年3月の電気代

■ 2026年3月1日〜3月31日

  • 1日4時間照射
  • 消費エネルギー:3.318kWh
  • 電力単価:31円/kWh
  • 電気料金:103円

照射時間をかなり短くしたことで、
電気代はかなり抑えられる結果となりました。


生育差は判断できず

重要なのは、電気代と生育状況のバランスです。
照射時間を減らしたことで、次のような違いが出るのかが気になっていました。

  • 成長スピードに変化はあるのか
  • 葉色や茎の太さに差が出るのか
  • 収穫量にどの程度影響するのか

こうした点を見ながら、
「コスト」と「収穫」のちょうどよい落としどころを探りたいと考えていました。

ただ、3月は冬から育てていた葉物野菜をほぼ収穫した時期でもあり、
栽培環境そのものが大きく変わった月でもありました。

さらに、スチールラックを追加して窓際栽培を強化したこともあり、
照射時間の違いだけで生育差を比較するのは難しい状況でした。

そのため今回は、
「照射時間を減らした影響だけ」を明確に検証するところまではできませんでした。

※追加したスチールラック組み立てに関する記事はこちらから
スチールラックを組み立てて室内栽培環境を作ってみた【ドウシシャ編】
スチールラックを組み立てて室内栽培環境を作ってみた【アイリスオーヤマ編】


今後も検証を継続

とはいえ、電気代を抑えながらどこまで育てられるかは、
室内栽培を続けるうえでかなり重要なテーマです。

今後は、できるだけ条件をそろえながら、
照射時間の違いによる生育差や収穫量の変化について、
引き続き検証していきたいと思います。

※今後検証予定のLEDライトに関する記事はこちらから
BRIM「FLORA」と「PANEL A」を比較|設置してわかった違い【植物育成ライト】
小松菜のLED栽培を比較|白色・暖色・パネル型で成長の違いを検証

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