
豆苗は、お手頃な価格で購入できるうえに調理もしやすく、さらにリボベジ(再生栽培)まで楽しめる優秀な野菜です。
うちベジでも豆苗を購入した際は、毎回リボベジに挑戦して収穫を楽しんでいます。
そんな身近な豆苗ですが、「種から育てることもできる」と知り、実際に栽培してみることにしました。
その結果、「豆苗は購入したほうが圧倒的にお得」という結論にたどり着きました。
栽培期間は約6か月と想像以上に長くなりましたが、その過程も含めて記録としてまとめましたので、楽しみながらご覧いただければ幸いです。
※豆苗のリボべジ栽培記録はこちらから
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使用した種と資材

今回使用したのは「豆苗スプラウト」の種です。パッケージには約10日で収穫できるスプラウトと記載されていました。
種を数えると211粒でした。
栽培容器にはダイソーで購入したザル付きの容器を使用しました。ザルと受け皿が分かれているため水管理がしやすく、スプラウト栽培にはとても便利です。
※ダイソーのザル付き容器は水耕栽培をする際使い勝手が良い商品です。
この容器を使って栽培した記録はこちらから。
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生育の様子
🟢 栽培1日目種が浸かる程度に水を入れて栽培スタートです。
🟢 栽培4日目
白い根っこが出てきました。時期的に冬であったので少しだけ心配していましたが、室内栽培なので問題なくいけそうな手ごたえです。
🟢 栽培8日目
白い根っこが長く伸びてきました。
🟢 栽培16日目
緑色の葉が立ち上がってきました。この時失敗したと感じたことは、根っこが水に十分浸かっておらず、乾燥して干からびているものがいくつか見えます。
🟢 栽培21日目
豆苗らしい姿になってきましたが、種の数に対して発芽し成長しているものは思ったより少ない印象です。
市販の豆苗のようにぎっしりと芽がそろうことを期待していたため、少し物足りなさを感じました。
そこで、このまま豆苗として収穫するのではなく、さらに育てるとどうなるのか興味が湧き、土耕栽培へ切り替えてみることにしました。
🟢 栽培21日目
冬の時期だったため、室内で育てていた苗をいきなり屋外へ出してしまうと、寒さで枯れてしまうのではないかと心配でした。
そこで、まずは10株ほどだけ試しに地植えすることにしました。
また、少しでも寒さの影響を和らげられるよう、念のためプラカバーを設置して防寒対策を行いました。
※うちベジでは西側に家庭菜園用のスペースがあります。
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地植えから約1か月が経過しました。
心配していた寒さによる枯れ込みもなく、しっかりと活着しているようです。葉色も良く、順調に根を張って元気に育っています。
🟢 栽培48日目
室内で管理していた豆苗も順調に成長し、だいぶ大きくなってきました。
徐々に春らしい気候になってきたため、このタイミングで残りの苗も地植えすることにしました。
🟢 栽培89日目
冬越しのために設置していたプラカバーですが、株の成長に伴い内部がかなり窮屈になってきました。
気温も安定してきたため、防寒の役目は終わったと判断し、プラカバーを外して管理することにしました。
🟢 栽培89日目
右側が1月18日に地植えした株、左側が2月14日に地植えした株です。
地植えの時期が約1か月違うだけですが、生育にはかなり差が出ています。

草丈にも大きな差があり、約30cmほど違っています。
🟢 栽培110日目
少しずつ花が咲き始めました。豆苗だった頃を思うと、ここまで成長したことに驚かされます。


花が終わったところから、少しずつさやが伸び始めてきました。

いよいよ収穫です。
豆苗として育て始めた株に、ついにさやえんどうが実りました。
まさか豆苗からここまで育つとは思っていなかったので、少し感動です。
ただ、見た目は柔らかくておいしそうだったものの、実際にゆでて食べてみると予想以上に筋が残り、やや食べにくく感じました。
豆苗として販売されている種のためか、一般的なさやえんどうのような食感ではなく、さやえんどうとしての収穫にはあまり向いていない印象です。
🟢 栽培121日目
その後も次々と花が咲き、エンドウ豆が実るようになりました。
そこで今度は、先端のやわらかい若芽を収穫してみることにしました。
🟢 栽培125日目

やわらかそうな若芽を摘み取り、お浸しにしていただきました。
こちらは筋っぽさがほとんどなく、やわらかくて食べやすいです。ほんのりとした甘みも感じられ、とてもおいしい豆葉でした。
🟢 栽培135日目
さやえんどうとして収穫しきれず、いくつかのさやはすっかり大きくなってしまいました。
そこで今度は、中の実がどのような味なのか確かめるため、エンドウ豆として収穫してみることにしました。
🟢 栽培144日目

大きくなったさやから豆を取り出し、ゆでて食べてみました。
ところが、こちらも豆のまわりの皮が意外と硬く、口の中に残るような食感です。
家族はもともとグリーンピースが苦手なこともあり、食べるのは私だけ。頑張って完食しましたが、正直なところ積極的にまた食べたいとは思えませんでした。
そこで発想を切り替え、乾燥し始めた豆はさらに乾かして種として利用し、もう一度豆苗を育ててみることにしました。
🟢 栽培157日目
乾燥させておいた豆をザルボウルに並べ、再び豆苗栽培をスタートしました。ちゃんと発芽するのか少し不安だったため、今回は採取した種の半分だけを使って試してみることに。種から育てて収穫した豆が、再び芽を出してくれるのか楽しみです。
🟢 栽培160日目
乾燥させた豆も問題なく発芽し、白い根が伸び始めました。
今回は根が乾燥しないように水位をこまめに確認しながら管理していきます。
🟢 栽培166日目
緑の葉が次々と展葉し、順調に成長している様子がうかがえます。
🟢 栽培167日目
高さもそろい始めてきたので、そろそろ収穫したいと思います。
🟢 栽培169日目
ここで収穫することとしました。

今回の収穫量は19gでした。収穫量は決して多くありませんでしたが、味は市販品とほとんど変わらず、十分に豆苗らしい風味を楽しむことができました。
種から豆苗を育てた結果
今回使用した豆苗スプラウトの種は211粒でしたが、市販の豆苗のようにぎっしりと育てることはできませんでした。
また、豆苗として収穫するには発芽率や管理方法の工夫が必要そうで、スーパーで販売されている豆苗の完成度の高さを改めて実感しました。
その後は土に植えて栽培を続けたことで、さやえんどうやエンドウ豆、さらに若葉の収穫、さらに採取した種を播種することで豆苗まで楽しむことができました。
ただし、収穫できたさやや豆は食味の面で一般的なさやえんどうやグリーンピースほどではなく、豆苗専用品種として育種されていることを感じる結果となりました。
※豆苗などスプラウト系は比較的栽培しやすく、短期間で収穫可能です。
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まとめ
豆苗の種から栽培してみた結果、約6か月もの長い期間にわたって成長を観察することができました。
収穫までの過程はとても楽しく、
- 発芽の様子を観察できる
- 花が咲く姿を楽しめる
- さやえんどうや豆葉を収穫できる
- 種を採って再び豆苗を育てられる
といった魅力がありました。
一方で、純粋に「豆苗を食べること」が目的であれば、スーパーで100円前後で購入できる豆苗のほうが圧倒的に手軽でコストパフォーマンスも優れています。
そのため、
「おいしい豆苗を食べたい人」は購入がおすすめ。
「植物の成長過程を楽しみたい人」は種からの栽培がおすすめ。
というのが今回の結論です。
半年間にわたる豆苗栽培でしたが、普段見ることのない豆苗の一生を観察でき、とても興味深い体験となりました。
※うちベジでは、水耕栽培のほかにブドウをメインとした家庭菜園にも挑戦しています。
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