
うちベジで使っている糖度計

うちベジでブドウの糖度を測定するときに使っているのが、FieldNewのデジタル糖度計です。
FieldNewは、沖縄を拠点に活動するブランドです。
糖度計は、糖分の濃度によって液体の屈折率が変化する性質を利用して、糖度を測定する計器です。
糖度計にはさまざまな種類があり、価格もピンキリ。
安いものなら3,000円程度から購入でき、高価なものになると30,000円ほどする製品もあります。
手動タイプなら、測定液をプリズム部分に垂らしてのぞき込むだけで糖度を測定でき、3,000円程度から購入できます。
一方、デジタルタイプは8,000円~30,000円程度のものが多いようです。
私の場合は予算の関係もあり、1万円程度で購入できるデジタル式を選びました。
2025年8月頃、AmazonでFieldNewから出品されていた製品を購入しました。
(購入当時8,982円)
ただ、2026年9月現在、この商品はAmazonでは見つけることができませんでした。
生産国は中国となっているため、受託製造された製品なのかもしれません。
Amazonには、見た目や仕様が似たような糖度計も販売されています。

気になるのは糖度計の精度

1万円以内で購入した糖度計ということで、正直なところ「この糖度計、どのくらい正確なんだろう?」という疑問はありました。
そこで今回は、身近な材料を使って簡単な検証をしてみることにしました。
まず、Brixについて簡単に説明します。
Brix(ブリックス)とは、ショ糖水溶液の濃度を表す尺度です。
例えば、ショ糖水溶液100g中にショ糖が20g含まれている場合、20 Brixとなります。
そこで、水100gに対して砂糖を10g、20g、30g加え、それぞれ糖度計で測定してみました。
砂糖水で実際に測定してみる

計算上の砂糖濃度と、糖度計で測定した結果を比較してみます。
・砂糖10g+水100g
→ 砂糖割合は 9.09% → 実測 9.0%
・砂糖20g+水100g
→ 砂糖割合は 16.67% → 実測 16.9%
・砂糖30g+水100g
→ 砂糖割合は 23.08%→ 実測 23.5%
※砂糖の割合は「砂糖の重量÷砂糖水全体の重量」で計算しています。
測定結果を見ると、理論値と完全に一致するわけではありませんが、いずれもかなり近い数値を示しました。
特に、10g・20g・30gと砂糖の量を増やしていくと、それに合わせて糖度計の数値も上昇しています。
今回の簡易的な検証だけで、この糖度計の絶対的な精度を判断することはできません。
しかし、少なくとも今回試した範囲では、理論値に近い測定結果が得られました。
1万円以内で購入した糖度計ということを考えると、家庭菜園で収穫したブドウの糖度を確認する用途なら、私は十分使えるのではないかと感じています。
もちろん、より高い精度を求めるのであれば、測定機器メーカーの製品を選ぶという方法もあります。
例えば、シンワ測定株式会社は、新潟県三条市に本社を置く測定機器メーカーです。
長さを測る工具だけでなく、角度や温度など、さまざまな測定器を製造しています。
私も、いずれはうちベジで使用する糖度計を、もう少し精度の高い製品に買い替えてみたいと思っています。
そのときには、現在使っているFieldNewの糖度計と実際に同じブドウを測定して、数値を比較してみるのも面白そうです。


