2026年8月10日(晴れ)

今年もブドウの収穫時期が近づいてきました。
現在、我が家では「シャインマスカット」「ヌーベルローズ」「BKシードレス」「クイーンセブン」の4品種を育てています。
※うちベジで育てている品種紹介はこちらから。
【ぶどう栽培のはじまり】|子どもの頃の夢から始まったおうちぶどう栽培
すでにクイーンセブンは収穫を始めていますが、残る3品種はまだ収穫には少し早そうです。
今回は、現在の生育状況を確認しながら、それぞれの糖度を測定してみました。
品種によって熟し方にかなり違いがあり、食べてみた印象もそれぞれ異なります。
現在の糖度

今回測定した結果はこちらです。
| 品種 | 糖度 |
| シャインマスカット | 12.8% |
| ヌーベルローズ | 15.4% |
| BKシードレス | 15.6% |
現在は、シャインマスカットが12.8%、ヌーベルローズが15.4%、BKシードレスが15.6%、という結果になりました。
糖度だけを見ると、シャインマスカットはまだまだこれからといった状態です。
一方、ヌーベルローズとBKシードレスは15%台まで上がってきています。
ただ、糖度だけで収穫時期を決めるのではなく、実際に食べたときの甘さや酸味、香り、果肉の状態なども確認しながら判断していきたいと思います。
シャインマスカットは収穫が9月になりそう

現在のシャインマスカットの糖度は12.8%。
つまみ食い用として、BIKKO袋をかぶせている房があります。
※袋掛けの様子はこちらから。ぶどうの袋掛け|有色袋で病害虫とかすり症対策
遮光はしていませんが、直射日光が当たらない場所で様子を見ています。
実際に食べてみると、食べられないわけではありません。
ただ、まだ糖度が低く、シャインマスカット本来の甘さや香りが十分に出ていないと感じました。
特に香りが弱く、まだ収穫には早いという印象です。

今年のシャインマスカットは、9月になってからの収穫になりそうです。
ここからさらに樹上で熟すことで、糖度がどこまで上がってくれるのか楽しみです。
今年は房の粒がかなり詰まってしまった房もあるため、摘粒の影響も含めて、最終的な仕上がりを確認していきたいと思います。
※袋掛け前に、オンリーワンフロアブルとディアナWDGを散布しています。袋掛け後も特に病気は見受けられず元気に成長中です。
ぶどうの袋掛け前防除|オンリーワンフロアブルとディアナWDGを混用散布【混用可否も確認】
ヌーベルローズはまだ着色していない?

ヌーベルローズの糖度は15.4%でした。
こちらもつまみ食い用として、BIKKO袋をかぶせています。
今回は、袋掛けしている房の状態を確認するため、試しに袋を開けてみました。
すると、少し意外な結果に。

袋をかけていない房では、果粒に徐々に色が入り始めているように見えていましたが、袋掛けしていた房はほんのわずかに色づき始めている程度で、ほとんどがきれいな緑色のままでした。
袋を開けてみるまで、ここまで着色の進み方に差があるとは思っていませんでした。
今年のヌーベルローズは、まだ2年目の若木です。
それに加えて、今年はハダニやベト病の被害があり、その対策として葉かきを行いました。
さらに、今年は房数を多くつけすぎてしまったこともあり、樹にかかる負担が大きかったのかもしれません。
これらが、今回の着色の遅れに影響している可能性があります。
もちろん、現時点では原因を一つに絞ることはできません。
若木であることに加え、葉の減少や房数の多さなど、いくつかの要因が重なった結果なのかもしれません。
食べてみると、はしりのデラウェアのような味

糖度は15.4%ですが、実際に食べてみると、思っていたよりも食べやすい味でした。
食べた印象は、はしりのデラウェアのような感じ。
程よい酸味が残っていて、芳香もあり、さっぱりとしていて食べやすいです。
ヌーベルローズは皮ごと食べられる品種ですが、実際に食べてみると皮は硬く、皮ごと食べるのは少し厳しいと感じました。
果肉の味わい自体は食べやすいので、少し大きめなデラウエアを食べる感覚でいただけます。
まだ完熟という段階ではありませんが、現在の状態でも十分においしく食べられます。
これからさらに熟して糖度が上がり、酸味が落ち着いてくれば、今とはまた違った味わいになりそうです。
現在は15.4%なので、今後どこまで糖度が上がるのかも楽しみです。
※ウッドデッキの白い点々はICボルドー66D散布時のものです。
ぶどうにICボルドー66Dを散布|べと病とハダニの被害で葉かきのイタチごっこ
突然の訪問者でBKシードレスを収穫することに
今回、予定外の形でBKシードレスを一房収穫することになりました。
先日、夜にBBQをするため、普段は閉めている害獣予防ネットを開けたままにしていました。
すると、夜の間にネコかハクビシンと思われる動物が中に入ってきました。
たまたま入り口側に自分が立っていたため、動物からすると逃げ場がありません。
その結果、あちこちに飛び跳ねるようにして逃げ回り、その際にBKシードレスの房が一つ落ちてしまったようです。

まさかこんな形で収穫することになるとは思いませんでした。
落ちた房には傷ついた果粒もあったため、それらを取り除いてから重さを測定。
残った房の重量は350gでした。
糖度を測ってみると、15.6%。
BKシードレスを実際に食べてみた

実際に食べてみると、まだ酸味は残っています。
ただ、食べられないほどではなく、十分に食べられる状態でした。
果肉は比較的しっかりしていて固め。
そして、BKシードレスの特徴でもある皮離れの良さがやはりいいですね。
皮ごと口に入れて、果肉を吸い取るように食べてもいいですし、一粒ずつ皮をむいて食べるのも簡単です。
個人的には、この「簡単に皮がむける」というところがBKシードレスの好きなところです。
糖度はまだ15.6%なので、これからさらに熟してくれば、酸味が抜けてもっと食べやすくなってくるのではないかと思います。
今回は予定外の収穫でしたが、現在のBKシードレスの状態を確認するには、ちょうどいい機会になりました。
3品種とも、もう少し樹上で熟成

今回の結果を見ると、3品種とも収穫までにはもう少し時間が必要そうです。
特にシャインマスカットは糖度12.8%で、香りもまだ弱いため、9月に入ってからの収穫になりそうです。
ヌーベルローズは15.4%まで上がっており、色づきも進んでいますが、こちらも8月下旬から9月上旬ごろを目安に考えています。
BKシードレスは15.6%。
今回、動物に驚かされるという思わぬ出来事で一房落ちてしまいましたが、食味を確認することができました。
現時点では酸味が残っているため、こちらももう少し熟してからの収穫がよさそうです。
現在の収穫予想
- シャインマスカット:9月以降
- ヌーベルローズ:8月下旬~9月上旬
- BKシードレス:8月下旬~9月上旬
- クイーンセブン:収穫開始済み
今年のブドウ栽培も、いよいよ終盤に入ってきました。
ここまで育てる中では、ハダニの被害や果粒の縮果症と思われる症状など、いろいろな問題もありました。
それでも、実際に収穫して食べられるところまで育ってくると、苦労した分だけ楽しみも大きくなります。
これから収穫までの間に、糖度だけでなく、香りや酸味、果肉の硬さなどがどのように変化していくのかも記録していきたいと思います。
※前回2026年7月18日に確認したときの記事はこちらから。
ぶどうの現在の様子|袋掛けから約2週間後の生育状況を確認しました

