
ヌーベルローズは栽培2年目。昨年は着果させることができなかったため、今年初めて収穫まで育てることができました。
2026年は、屋根の境目から雨水が侵入したことで褐斑病やベト病に悩まされ、さらに着色がなかなか進まないなど、決して順調なことばかりではありませんでした。
それでも、なんとかここまで果実を育てることができました。
そこで今年も、収穫したヌーベルローズを1房ずつ記録していきます。
収穫した房の重さや糖度を測定しながら、収穫時期によって果実の甘さや着色がどのように変化するのかを確認し、2026年の収穫記録として残していきたいと思いま
2026年のヌーベルローズ栽培
今年のヌーベルローズは、栽培2年目になります。
なかなかお店では見かけることのない品種ということもあり、シャインマスカットなどと比べても、これからの生長が楽しみな品種です。
一方で、まだ栽培経験が浅く、耐病性の程度もよくわかっていません。今年はベト病やハダニの影響にも悩まされる年となりました。
また、まだ若木であるため、着果数を制限したつもりではいましたが、実際に房がついてくると、つい欲が出てしまいます。
その結果、収穫期を迎えてもなかなか着色が進まず、果粒が徐々に黄化してきました。
本来は紫色に色づく予定ですが、いっこうに色が入る気配がありません。
そこで今年は、着色だけを収穫の目安にするのではなく、糖度や実際に食べたときの味わいを確認しながら、収穫時期を見極めることにしました。
いよいよ収穫開始!
いよいよヌーベルローズの収穫です。
今年は一度にすべての房を収穫するのではなく、果実の状態を確認しながら、順番に収穫していく予定です。
収穫した房は、
- 収穫日
- 房の重さ
- 糖度(房肩の粒で計測)
- 1粒当たりの大きさ(房肩の大きい粒で計測)
- 1粒当たりの重さ(房肩の大きい粒で計測)
- ジベレリン溶液日数
- 果実の状態・感想
を記録します。
収穫時期によって糖度や食味にどのような変化が出るのか、楽しみながら調べてみたいと思います。
ヌーベルローズ収穫記録
※収穫するたびに追記していきます。
| 収穫数 | 収穫日 | 房No. | 房重g | 糖度% | 1粒cm | 1粒g | ジベ溶液 | 果実の状態・感想 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 9/2 | N18 | 225 | 17 | 2.5 | 4g | 1日 | 種有 |
| 2 | 9/6 | N14 | 338 | 17 | 2.6 | 6g | 3日 | 種有 |
| 3 | 9/12 | N13 | 326 | 16 | 2.7 | 7g | 1日 | 種有 |
| 4 | 9/22 | N3 | 422 | 14 | 2.8 | 7g | 1日 | プレ |
| 5 | 9/23 | N9 | 500 | 15 | 2.9 | 7g | 1日 | 種有 |
| 6 | 9/26 | N12 | 387 | 16 | 2.8 | 7g | 2日 | プレ |
| 7 | 9/26 | N10 | 310 | 16 | 2.9 | 9g | 2日 | プレ |
| 8 | 10/1 | N19 | 479 | 17 | 2.8 | 5g | 1日 | 種有 |
| 9 | 10/6 | N17 | 229 | 18 | 2.5 | 4g | 3日 | 種有 |
| 10 | 10/10 | N8 | 409 | 18 | 3.0 | 7g | 2日 | プレ |
| 11 | 10/11 | N1 | 332 | 16 | 2.7 | 5g | 1日 | プレ |
| 12 | 10/12 | N7 | 485 | 16 | 3.1 | 8g | 1日 | プレ |
| 13 | 10/19 | N15 | 462 | 18 | 2.7 | 6g | 4日 | 種無 |
※房数が多いため、収穫状況に合わせて順次追加していきます。
※「プレ」は友達やご近所さんへプレゼントという意味です。
収穫初日のヌーベルローズ
まずは収穫した房の重さを測ってみます。
まだ栽培2年目ですが、どのくらいの房に育ったのでしょうか。

今回収穫した房の重さは225gでした。
果粒一粒4g。着色は黄緑~薄紫色でした。
植原葡萄研究所さんの品種紹介サイトで確認すると、ヌーベルローズは7〜9gの中粒品種、着色もよく、明るい鮮紅色で外観は優美であると紹介されています。
このことから、今回の成果はヌーベルローズが持つ本来の姿とは程遠い結果となりました。
気になる糖度は?
続いて、収穫したシャインマスカットの糖度を測定します。
結果は……
糖度は17.2%!
目標としていた18%を達成していませんでしたが、食べてみるととてもおいしくて、我慢できず収穫してしましました。
実際に食べてみると……
食べてみると、今まで食べたことのないような甘美な風味。
程よい甘さに加えて、紅茶のような、花のような香りが口の中に広がります。
皮ごと食べられる品種のようですが、少し皮と渋みが口の中に残ります。

今年は皮ごと食べるのはあきらめ、皮をむいて食べることにしました。
皮離れが良く、スルッと剥けるのもいいところです。
また、初着果ということもあり、アグレプト処理はせず、ジベレリン2回処理を行いました。
そのためか、たまに種が残っている果粒があります。
すべての果粒に種が入っているわけではないので、油断していると……
「ガリッ!」
思わぬところで種に出くわします(笑)。
まとめ
2026年のヌーベルローズは、栽培2年目。
ベト病やハダニなどに悩まされる場面もありましたが、無事に収穫まで育てることができました。
今年は収穫した房の重さや糖度をできるだけ記録し、収穫時期によって糖度や食味がどのように変化するのか確認していきます。
まだ若木なので、これから樹が成長していくにつれて、房の大きさや果実の品質がどのように変わっていくのかも楽しみです。
家庭菜園で育てたヌーベルローズが、最終的にどのくらいの糖度になるのか。
すべての収穫が終わるまで、記録を続けていきたいと思います。
最終的な収穫結果は、データが揃い次第更新します。

