メリット青+芽キズ処理で2026年のブドウの芽吹きはどう変わった?

結論

2026年は、メリット青と芽キズ処理を併用したことで、昨年よりも芽吹きが早く、芽ぞろいも改善した印象でした。

特にBKシードレスとヌーベルローズでは、昨年のような頂芽優勢が目立たず、均一な芽の動きが見られました。

また、実際の芽吹き時期を見ると、クイーンセブンが最も早く、続いてシャインマスカット、BKシードレス、ヌーベルローズの順となりました。


2026年は、3月下旬からブドウの芽吹きを確認することができました。

今年は、2月14日にメリット青を塗布し、2月18日に芽キズ処理を実施しています。
芽キズ処理の時期については、やや早いかもしれないと感じていましたが、3月1日には水揚げの開始を確認。さらに3月中旬には芽が徐々に膨らみ、下旬には萌芽が見られました。

全体として、昨年よりも芽の動きが早い印象を受けています。

メリット青には、主に以下のような効果が期待されています。

  • 萌芽の促進
  • 芽ぞろいの改善
  • 展葉の促進

さらに今年は芽キズ処理も併用しているため、実際に芽ぞろいがどう変化したのかを品種ごとに紹介していきます。


メリット青の塗布状況

2月14日(晴)に、各品種へメリット青を塗布しました。

シャインマスカット、BKシードレス、ヌーベルローズについては、中玉〜大玉品種で巨峰に近い性質と考え、原液を使用。
一方、クイーンセブンは小玉〜中玉サイズのため、デラウエアに近い性質と判断し、2倍液を塗布しました。

塗布したのは芽の周辺だけでなく、枝や幹を含めた全体です。
特に芽出しが弱そうな箇所については、二度塗りを行いました。

※メリット青を塗布した様子は、別記事で詳しく紹介しています。
【ぶどうの芽出し準備】休眠期にメリット青を塗布|萌芽をそろえる家庭菜園の管理方法


芽キズ処理の状況

2月18日(晴)に、芽キズ処理を行いました。

芽キズ処理の目的は、枝の先端から流れてくる発芽抑制物質(頂芽優勢の影響)を局所的に遮断し、芽の動きをそろえやすくすることです。

芽キズ処理には、ノコギリやカッターを使う方法もありますが、私は誤って大切な枝を傷めてしまうのが心配だったため、専用の芽キズ鋏「MEBUKI」を使用しました。

この芽キズ鋏は、枝の太さに応じて切れ込みの深さを調整しやすい構造になっており、必要以上に傷を入れたり、誤って切り落としてしまったりするリスクが少ないのが安心です。

処理を行う際は、「先端3芽を除いて、発芽させたい芽の先端側に芽キズ」を合言葉に作業を進めました。

※芽キズ処理の詳しい方法は、別記事で紹介しています。
【ぶどうの芽出し準備】休眠期に芽キズ処理|萌芽をそろえる家庭菜園の管理方法


シャインマスカットの芽吹き状況

萌芽時期:2026年3月29日

シャインマスカットでは、先端3芽を除いて芽キズ処理を施した芽が最も早く萌芽しました。

一方で、昨年のような

  • 芽の動きが全体的に鈍い
  • 先端だけが極端に早く伸びる

といった偏りは、今年はあまり見られませんでした。

やや中間部の芽が先行したようにも見えましたが、全体としては萌芽の促進・芽ぞろいの改善・展葉の促進といった効果を感じています。

ただし、2025年に伸びた新梢のうち1芽だけは動きが見られませんでした。


BKシードレスの芽吹き状況

萌芽時期:2026年4月4日

BKシードレスは、2025年には頂芽優勢の性質がかなり強く出た品種でした。
しかし2026年は、メリット青と芽キズ処理の効果なのか、芽の成長がほぼ同じ大きさでそろっています。

ここまできれいにそろうとは思っていなかったので、少し驚いています。この後どのように展葉していくのか楽しみです。


ヌーベルローズの芽吹き状況

萌芽時期:2026年4月5日

ヌーベルローズも、BKシードレスと同じく、頂芽優勢が強く出ることなく、全体的に均等に芽が成長していました。

ただし、2025年に伸びた新梢のうち1芽だけは動きが見られませんでした。ただ、来年は芽が出てきそうな印象です。


クイーンセブンの芽吹き状況

萌芽時期:2026年3月27日

クイーンセブンは、他の3品種と比べて最も芽の動きが早い印象でした。

また、鉢植えで栽培している影響もあるのか、萌芽のスタート自体がやや早めに感じられました。

すべての芽が完全に同じスピードで成長しているわけではありませんが、芽飛びすることなく萌芽しており、全体としては良好な状態です。


2026年の芽吹きまとめ

今年は、メリット青の塗布と芽キズ処理を組み合わせたことで、全体的に芽の動きが良くなり、芽ぞろいと萌芽の促進につながったように感じています。

特に、芽キズ処理の効果は昨年と比べてもかなり大きいと実感しました。
昨年は品種によって頂芽優勢や芽飛びが目立ったのに対し、今年は全体的に均一な芽の動きが見られたのが印象的です。

ブドウ栽培は、自己流だけで進めるよりも、本やYouTubeなどで情報を学びながら、実際に試して比較していくことで、より楽しく上達できると改めて感じました。

次回は、芽かきや新梢の誘引の仕方なども記録していきたいと思います。

※ブドウ栽培を始めるきっかけとなった記事はこちらから
【ぶどう栽培のはじまり】|子どもの頃の夢から始まったおうちぶどう栽培

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家庭菜園ブドウの防除暦|初心者でもできる年間病害虫対策

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