
子どもの頃からの夢だった「自分でブドウを育てて収穫すること」。その夢をかなえるため、2021年にブドウが栽培できるスペースを確保できる家を購入しました。北側は駐車場、南側には約7m×4mの庭。決して広くはありませんが、夢への第一歩でした。
しかし、土地区画整理された場所だったため、土は砂と石が多く、さらに重機で転圧された硬い地面でした。水はけは良いものの保水性が低く、とてもブドウが健全に育つ環境ではありませんでした。そこから半年かけて腐葉土や堆肥を入れ、少しずつ土壌改良を進めていきました。
2022年1月、BKシードレスとマスカットベリーAを植栽しましたが、夏場の水不足により枯らしてしまいます。土づくりに時間をかけたつもりでも、実際の栽培では想像以上に水管理が難しく、初年度は悔しい結果となりました。
その後も土づくりを続け、2023年4月に改めてBKシードレスとシャインマスカットを植栽。前年の失敗を踏まえ、葉が展葉している苗木を選びました。木は順調に成長し、2025年には20房のブドウを収穫することができました。
さらに2025年には、ヌーベルローズとクイーンセブンを迎え、現在は4品種を育てています。
ブドウは手間のかかる果物です。しかし、その手間は確実に結果につながります。3年目で収穫できた経験を大切に、これからも記録を残しながら、より良いブドウづくりを目指していきます。
シャインマスカット

シャインマスカットは2006年に品種登録された日本生まれのブドウです。皮ごと食べられる手軽さと、甘さ、香り、パリッとした食感が特徴です。
まだ有名ではなかった頃に初めて食べたときの衝撃は今でも覚えています。「いつか自分で育ててお腹いっぱい食べてみたい」と思ったことが、現在の栽培につながっています。ということで、1回目失敗したタイミングで、植える品種を見直し、シャインマスカットをお迎えしました。シャインマスカットは高級ブドウのイメージが定着していますが、広く普及しているということは、栽培しやすく、流通させやすいからだと思い、家庭菜園に挑戦してみました。
BKシードレス

BKシードレスは、九州大学が「マスカット・ベーリーA」と「巨峰」を交配して育成した、2011年登録の種なしブドウ品種です。ジベレリン処理をしなくても種なしになり、糖度20度以上の甘く濃厚な味わいが特徴です。
病気にも比較的強く、摘粒や袋かけの手間も少ないため、家庭菜園でも育てやすい品種です。
BKシードレスの仕立て方について、我が家では一文字仕立てとなっています。芽キズ処理時のイメージ図を載せていますので、参考にしてもらえれば幸いです。
【ぶどうの芽出し準備】休眠期に芽キズ処理|萌芽をそろえる家庭菜園の管理方法
ヌーベルローズ
ヌーベルローズは「ロザリオロッソ」と「シャインマスカット」の交配によって生まれた、鮮やかな紅色の楕円形の粒が特徴の品種です。
BKシードレスの黒、シャインマスカットの緑、そしてヌーベルローズの赤。いつか三色のブドウを化粧箱に並べて飾ることが、ひとつの目標です。
まだ、収穫できていないので写真はありません。
クイーンセブン
名前はウルトラマンシリーズのキャラクターのようですが、非常に糖度の高いブドウ品種です。「世界一甘い」と称されることもあり、シャインマスカットを親に持つため、種なしで皮ごと食べられる点も魅力です。
シャインマスカットを親に持ち、種なしで皮ごと食べられる手軽さも魅力です。こちらの品種は植えるところがなく、鉢植えとなっています。
まだ、収穫できていないので写真はありません。
最後に
ブドウ栽培は決して簡単ではありませんが、失敗も含めて少しずつ経験が積み重なっていきます。このブログでは、初心者目線での気づきや工夫、失敗談も含めて記録していきます。これからブドウ栽培を始めてみたい方の参考になればうれしいです。

